映画「バンクーバーの朝日」でのケイ上西役は誰?
映画版の「バンクーバーの朝日」では、
妻夫木聡さんが主演を、亀梨和也さんがピッチャー役を務めました。
ケイ上西さんは、史実では1939年に加入しているので、
結成メンバーではないのですが、
映画ではケイ北本という人物が出てきます。
同じケイさんですし、最後の生き残りであるということで、映画を作成する際にも
きっとお話しを聞いたと思うので、
もしかしたらケイ上西さんがモデルなのかな?と思いました。
このケイ北本を演じたのは、勝地涼さんでした!
チームのムードメーカー的存在であり、セカンドを守っていました。
勝地さんも野球経験者だったので、演技がより映えましたね。
バンクーバー映画祭でも「バンクーバーの朝日」が上映され、
その際にはケイ上西さんも出演しています。
妻夫木聡さんと亀梨和也さんともお話しされていました。
なかなかの感動作だったので、また見たくなりました!
まとめ
太平洋開戦前の1941年、ケイ上西さんはまた広島にいたそうですが、
戦争が始まる気配をご自身も感じたそうです。
そして、ケイ上西さんの母親も
「このままでは息子が戦争に行かなくてはならなくなる」と思い、
日本から出た最後のカナダ行きの船で帰国したんだそうです。
本当にその後、太平洋戦争が始まってしまいましたし、
4年後には広島に原子爆弾も落ちました。
ケイ上西さんのお母さんが、もしカナダに帰ろうとしなかったら、
ケイ上西さんは95歳まで長生きしていなかったでしょう。
運命って、不思議ですね…
戦争を行きのびて日本で生きる戦争体験者とはまた違った苦労があったと思いますが、
是非、伝説の選手としてこれからもお元気でいてほしいです!